
マプトは寒い。モザンビークには夏以外にも季節がある。最低気温10度、最高気温24度。寒い。ヨーロッパ人はこの時期のマプトを好み、一人でインド洋に泳ぎに行くが、モザンビーク人は水から逃げ、毛布にくるまっている。
マプトの家は寒さに備えていない。暖房も温水もなく、大きな窓とトタン屋根が夜間に結露する。冬に病気になって入院するのが最悪だ。病院も寒い。夏はマラリアに慣れており、どのベッドにも蚊帳がある。
冬は夜が長く、17時には暗くなり、6時過ぎにようやく明るくなる。それでも人々はいつも通り4時に起きる。冷たい風が顔を打ち、耳を刺す。地元の人々はこの寒さに慣れておらず、慣れる人がいるとは信じがたい。
一方、リスボンでは夏で、サント・アントニオ祭やイワシの季節だ。作者はリスボンの友人に、寿司をやめてイワシを食べ、人生を真剣に受け止めすぎないように勧める。マプトでは「死ぬのはここからそこまで」と言い、今が大事だ。
リスボンではすべてが計画される。待ち合わせ、食事、勘定。マプトでは約束なしで会い、食べて飲み、一人が支払う。誰かが死ねば皆で集める。もしマプトに聖人がいれば、作者は絶望的な状況の聖ユダ・タダイに賭けるだろう。
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